毎月、釣り仲間と蒲江の山本真珠釣り筏の貸ボートで釣行することが唯一の趣味である。

先月もいつも通り、釣り仲間と蒲江の屋形島周辺にボート釣行にでかけた。

日の出の時間が少しずつ早くなってきたので、いつもより早めの午前7時半に出航。

狙う魚種は、オオモンハタなどの根魚のほかに鯛や青物(ブリやカンパチ)であるが、特にオオモンハタは、臭みが全くなく、刺身やカルパッチョ、焼き魚や煮つけなど、どんな料理にもあう、かなり美味である。熟成シートを使い5日間程度寝かせるとより一層美味しくなる。

オオモンハタは、沿岸や岩礁地帯に生息する魚で、その力強い引きが釣り人の間で非常に評価されています。春先は水温の上昇に伴い、春はオオモンハタが活発に餌を求めて行動する季節です。

この時期、オオモンハタは産卵準備のため体力を蓄える傾向があり、餌に対する反応が鋭くなるのが特徴です。

 ・活動範囲:春先には水深10~30cm程度の岩礁地帯で多く見られます。

 ・餌の好み:小魚や甲殻類を好むため、これらを模したルアーが効果的です。

  ⇒私の場合はビンビンスイッチというタイラバで狙います。

   ※タイラバ:鯛を釣るための疑似餌(ルアー)

 ・活性度:水温が15~20℃に達すると特に活発になります。

陸から20分程度、船を走らせたいつものポイントで狙うがなかなかヒットせず。

まず最初のヒットは、釣り仲間で、オオモンハタであった。

次は、船長にかなり大物がヒット、リールのドラグが大きく鳴り響き、数分の格闘のあと、見事な鯛を釣り上げた。

※ドラグ:魚がラインを引いた時に、意図が切れないように、スプール(糸巻き部)を逆転させて糸を送り出す機能

周囲の釣り仲間が釣り上げる中、私だけお預け状態が1時間以上も続いた。途中、心折れそうになったが、諦めずに続行、2時間を過ぎたところで、ついにヒット、念願のオオモンハタを釣り上げた。感極まる瞬間であった。

その後、釣り仲間にはあたりがあったが、私の竿は曲がらずに納竿となった。

ひなぎく薬局 大森